暴落と暴騰(ボラティリティの上昇)

7月11日の日経平均史上最高値更新42426.77を付けてからの下落

7月25日には 37869.51  -1285.34

8月2日には 35909.70円 -2216.63円を超える下落からの

8月5日史上最値幅暴落  31458.42円  -4451.25円 (下落率-12.40%)を記録した。

(下落率1位は1987年10月20日のブラックマンデー -14.9% 21910.08円)

リーマンショック時は下落率10位に2008年が4回も入るほどの大暴落でした。

状況

2024年日本の景気はそれほど良い感じはしないしGDPはドイツに抜かれ4位になりましたが

なぜかバブル期最高値(1989年12月 38915.87円)をあっさり更新 

42000円越えとなる史上最高値を付けた。

2023年から本格化した生成AI半導体関連株(特にエヌビディア)の暴騰に支えられ

2024年 年初から新NISAの話題性や米株のダウ、S&P500、とりわけナスダックの連日の高値更新に

つられた日本国株式。7月11日は、これから永遠に高値更新続けるかと・・・・

トランプ大統領の暗殺未遂事件やバイデン大統領の大統領選辞退をえて

FRBパウエル議長の金利下げが後手に回り?雇用統計が予想以上に悪く

リセッションが起こる可能性が出てきた事、一番最悪なのは世界が金利を下げる状況にありながら

何を勘違いしたのか0.1%(これはマイナス金利解消での正常化に向け必要)から

一気に0.25%へ!更にその後の会見で年内に後一度0.5%も視野にと・・・・

あれ? がいきなりに!これは市場が動揺すると誰もが思い案の定当然の大幅下落。

すぐにでも金利下げたほうが良い???

8月5日夜 予想通りアメリカ株も下落しましたがISM非製造業景気指数が

予想を若干上回りリセッション回避の雰囲気が広がる中下げ幅を縮小しました。

さあ覚悟!日本株は連日の下落と思いきや

夜間日経先物が値を上げ 8月6日は 昨日の下げ分を若干回復 34675.46 3,217.04円高  

10.23%上げの暴騰となり上げ幅は史上最値幅となりました。

よく見るとリーマンショックの際も上昇率一位 14.5%(2008/10/14 9447.57円)をはじめ

10位以内に3日間も入っています。

今回も暴落の後の暴騰暴落は爆上げ相場で信用買い残が多く下がったタイミング(売り方の仕掛け)で

追証を確保の為 投げ売り続出で焼かれた人が多数に渡ったと思います。

2024年は日経史上最高値更新、市場最下落幅更新、市場最上昇幅更新と波乱万丈な

前半でした。

そして・・・・・・・

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